和紙人形

和紙の専門店「小津和紙」のギャラリーで開かれている「和紙と綿棒が織りなす百人一首 八センチの世界」へ行ってきました。

実は、これが目当てではなく、偶然、知ったのですが、そのクオリティにビックリ。

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まずは、入口付近で目を引く大作。
大軍勢です。

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百人一首を楽しむ人たち。
写真では分かりませんが、手にしている紙に書いてある文字も読む事ができます。

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琴の練習風景でしょうか?

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その様子を見ているチビちゃん達、はたまた「託児所」?

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こちらは、演奏風景のようです。

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人間将棋
山形県の天童市では、お祭りで「人間将棋」が行われているそうですが、和紙人形版ですね。

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こちらは囲碁を楽しんでいる最中です。

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「かぐや姫」のラスト、かぐや姫がおじいさん、おばあさんと別れを惜しんでいるシーン。
月からの迎えの使者を阻もうとする軍勢の和紙人形もありましたが、写真におさまりませんでした・・・。

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最初の軍勢以上に目をひく大作、きつねの行列

和紙人形の顔の部分は綿棒の端の丸い部分を利用していますが、細長い形を利用して、キツネの顔にしています。
さらに切れ込みをいれて、口を表現する事で、キツネたちに「表情」が生まれ、生き生きとしてきます。

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ちなみに、シッポがピンと立っているキツネ(上)は、うれしがっていて、シッポがたれているキツネ(下)は緊張でガチガチになっているそうです。
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行列の「主役」、キツネのお姫様

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お姫様キツネの女房たち?
この中に清少納言や紫式部的なキツネもいるのでしょうか?

ここからは、展覧会のタイトルにもあるように百人一首の句の情景を和紙人形で表現したもの。
ホントはもっとたくさん展示されているのですが、ほんの一部だけです。
(先に言い訳をしておくと、情景と句があってなかった場合、百人一首に疎い自分のせいです。)

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「かささぎの 渡せる橋に おく霜の
  白きを見れば 夜ぞ更けにける」
・・・鳥に反応してしまいました。

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「天津風(あまつかぜ) 雲の通ひ路(かよひじ) 吹き閉じよ
   おとめの姿 しばしとどめむ」
幻想的な雰囲気です。

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「わたの原 八十島(やそしま)かけて 漕(こ)ぎ出でぬと
   人には告げよ 海人(あま)の釣り舟」
舟を小さく作って、遠近法を使っているのに驚きました。
アングルを変えれば良かったのですが、場所の関係で、写真では、あまりそれを生かせませんでした。

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「わびぬれば 今はた同じ 難波(なには)なる
   みをつくしても 逢はむとぞ思ふ」
女性の人形の色からして、その場にいる人では無い事を表現しているのだろう、と思いましたが、句の意味を調べてみると、やはりそうでした。
あえて、色を使わない事で表現する、という手もあるのですね。


この展覧会、思いがけず、と言うと、主催者に失礼かもしれませんが、しばし、楽しめました。

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